おっちゃんのつぶやき15
家の前は須磨寺へ続く,幅5~6メートルの参道である。じいちゃん・ばあちゃんがたくさん通る。特にばあちゃん達は3~5人くらいが雑談をして,道の真ん中ふきんを楽し気におしゃべりしながら,のちゃりくっちゃりと歩く。そうするとゆっくりと後ろに車が来ても気が付かないのである。我慢しきれなくなった運転手がパオーンとクラクションを鳴らす。
「ひゃ,びっくりした!それにしても何であんな大きな音ならさなあかんの??!ほんまにも~」「ちがうがな!あんたらが道の真ん中を歩いとるからやろ」そう叫びたいのだが・・・
触らぬばあちゃんに祟りなし。